TOPへ戻る

お勧めキャンプ場


vol.001
有野実苑オートキャンプ場
vol.002
軽井沢オートキャンプ場クリオフィールド
vol.003
ACN合掌の森中尾キャンプ場
vol.004
モビリティパ−ク
vol.005
旭アクティビティパーク
vol.006
ふれあいらんど岩泉
vol.007
氷川キャンプ場
vol.008
朝霧RVパーク
vol.009
竜洋海洋公園
vol.010
キャンプラビット
vol.011
滝の湯ホテル
vol.012
塩原グリーンビレッジ
vol.013
大子公園オートキャンプ場グリンヴィラ

新企画開始!

町田編集長のblogを開始しました。
   【町田の独り言へ】

名車発見

スタンダードとなった名車を紹介するコーナーが始まります。長い間、売れ続けるキャンピングカーの魅力を探ります。
    【名車発見へ】

メールマガジン発行中

更新情報その他の情報を適時お送りするメールマガジン「CARVO」発行中。購読無料!!お申し込みは
   【申し込みページ】

ショップ&ビルダー
リスト

ショップを調べたくなったらこのリスト。所在地・電話番号・ホームページの情報を掲載しています。
    【リストページ】

お勧めキャンプ場

● vol.003 ACN合掌の森 中尾キャンプ場

一度見たら忘れられない露天風呂


近年の温泉ブームに促されて、温泉のあるキャンプ場が急激に増えた。キャンプ場ガイドをめくってみても、最近はやたら「温泉」を売りにしているキャンプ場が目に付く。しかしここの温泉にかなう温泉はほかにない。何が違うのか。野生味が素晴らしい。見ようによっては、未開のジャングルに眠る沼だ。茫漠たる霧が漂う日などに覗き込むと、手ぬぐいを頭に乗せた恐竜が首をもたげていそうに見える。また周囲の山々がすごい。焼岳、錫杖岳、笠ヶ岳。それぞれ岩肌をむき出した神秘的な山頂がサイトを囲む。「冒険に来たぞぉ!」と身震いするような、日本離れした景色。ここに来れば、キャンパーはたちまちジュール・ベルヌの小説の主人公になれる。恐竜が出ようが、ネアンデルタール人が出ようが少しも不思議ではない夢のキャンプ場だ。  …というほど大げさなものではないが、かなり野生味あふれるキャンプ場であることは確か。

予約を取らないキャンプ場として有名


キャンプ場は、奥飛騨の山々に囲まれた標高1,200mの高地にある。昔から予約を取らないキャンプ場として有名だ。「予約不可!」。その理由は、市街地からあまりにも遠すぎて、予約を入れた当日にたどり着けないキャンパーが多いから。…ということだったが、安房トンネル(中部縦貫道)が開通してからは関東からのアクセスが楽になり、東海北陸道が清見まで開通したため、関西からのアプローチも便利になった。それでも「予約不可」というルールは変わらないようだ。逆にいえば、いつでも行けるキャンプ場だ。キャンピングカー派なら、事前のPキャン1泊で余裕で朝から入場できる。チェックインは通常7:00から日没まで。3連休がある場合のみ、5:00からとなる。

変化に富んだ様々なサイト


サイトは自由選択。受付にクルマを止めて、場内を見て回り、好きな場所を選ぶことができる。そういった意味では“早いもの勝ち”だが、サイト数も多いので(100区画以上)お盆やGWの混み合う時期を除けば、まずは好みのサイトを確保できる。ただし電源サイトは16ヵ所のみ。うち12ヵ所には20Aが供給されているので、電子レンジ、TV、冷蔵庫ぐらいならまず同時に使用しても問題がないだろう。人気があるのは林間の「くりサイト」や「くるみサイト」。その名の通り、クリやクルミの木が多い。全体的に落葉樹が目立つキャンプ場だ。自然林をそのまま残しているため、場内の景観も変化に富んでいる。クルミを求めて木立を飛び回るリス、キャンパーの食べ残しをあさりに来るキツネやタヌキなど、野生動物たちの活動もにぎやかだ。景色を楽しむのなら、雄大な焼岳を望む「焼岳サイト」がお勧め。神秘的な笠ヶ岳を望む「笠ヶ岳サイト」も捨てがたい。どちらもアルプスかチョモランマのふもとに来た気分が味わえる。

日本人好みの典型的な露天風呂


さて、注目のお風呂。映像的なインパクトがあるため、色々なガイドブックで取り上げられる機会も多く、「ああ、あのお風呂ね!」と、すぐ分かる人も多いだろう。合掌造りの脱衣所。爽やかな木立。日本人が求める典型的な「野趣に富んだ露天風呂」だ。実際湯に浸かれば想像どおりの…いや想像以上の愉楽が得られる。ただし最初に断っておくが、ここには洗い場がない。石鹸、シャンプーも使えない。…ということを聞いて二の足を踏む女性も多いという。しかし体は洗えなくても、心は洗える。体に付着したアカよりももっとやっかいなストレスを洗い流すことができる。そこに価値をおくかどうかで、ここのお風呂の評価も変わる。泉質は硫黄単純泉。胃腸病のほかアトピーなどの皮膚病に効くという。種類でいうと「蒸気温泉」。130度の蒸気により、毎分500リッターの水を瞬時に80度のお湯に変えるというすさまじいもの。ここが源泉となり、ふもとの各温泉場などにお湯が供給されている。

食材など


食材の調達は、15分降りたところの栃尾温泉でOK。「Aコープ」と「カシキ」という2軒のスーパーがある。Aコープは一般的な食材。カシキは旅館街の調理場で使うような食材が置いてある…ということだが、どちらもそれほどの質的な差はない。ただカシキに行けば、富山を経由してくる本場の甘海老が安く手に入るという。そのほかの名物は「飛騨牛」。もともと良肉の産地であったらしい。有名になる前はわざわざ神戸まで運び、そこで「神戸牛」とか「松坂牛」という名で売った時代もあったという。しかし今は堂々と地元ブランドで勝負しても、評判がいいとか。

天候のチェック


富山、岐阜、長野の県境に近いキャンプ場のため、天候は内陸部よりも日本海側の影響を受けることが多い。従って当日の天気を調べるときは、まず富山の天気予報をチェックすることが肝心だ。岐阜で調べるならば高山の天気予報が要チェック。長野なら松本の天気を調べておくのも良いだろう。

まとめの一言


オーナーの近藤氏とは実は旧知の間柄である。顔を合わせれば「こんちわ!」「しばらく!」の世界で、“抜き打ちレポート”でも何でもない。実際、『2001年版全国キャンプ場ガイド』のグラビア撮影に訪れたときの印象記であるから、アラ探しの暇もない。ここのお風呂の良さは、まずは実際に来ていただく…もしくは、2001年3月発行の『2001全国キャンプ場ガイド』(みずうみ書房発売)を見ることによってお分かり頂けると思う。 オーナーの近藤氏は、キャンプ業界の中でも名うての理論家として知られる。長年のキャンプ場経営から導き出した経験論と、経済の流れなどを緻密に分析して導き出されたキャンプ理論は辛辣かつ面白い。われわれにとっては楽しいキャラクターだが、マナーの悪いお客にとっては「うるさい頑固オヤジ」かもしれない。実際、キャンプ場のどこを歩いても「××禁止」「△△禁止」「○○禁止」という看板がやたら目に付く。口うるさいキャンプ場だな…という印象を受けるキャンパーも多かろう。近藤氏に言わせると、それはバブル期にどっと増えた非常識キャンパーに対する警告で、マナーを知っているキャンパーにとってはすべて常識であることばかりとか。まぁ、そういう口うるさいキャンプ場であるおかげで、ここにいる限りマナーの悪いお客のために迷惑を蒙った…ということだけは免れそうだ。(町田)
名称
ACN合掌の森 中尾キャンプ場
住所
岐阜県吉城郡上宝村新穂高中尾温泉
電話
0578-9-2729(予約不可)
ホームページ
http://www.gfnet.co.jp/~nozaki/acn.html
利用期間
7月第2土曜日〜11月5日
サイト
オートキャンプ100区画(平均8×8m、砂利)うち12区画にAC電源20A付き、4区画にAC電源15A付き)
宿泊施設
キャビン6棟(5人用、照明、銀マット付き)、トレーラーハウス2台(照明、ベッド、シュラフ付き)、フォールディングトレーラー1台
利用料金
入山料大人1,000円、小人500円/クルマ1台4,500円/AC電源使用料1,000円/オートバイ駐車料600円
施設
管理棟/トイレ/共同炊事場/洗面所/混浴と女性専用の二つの大露天風呂(利用時間5:00〜22:00)/売店/自動販売機/公衆電話
禁止事項
打ち上げ花火/直火/施設の移動(特に管理棟、炊事場のものをサイトに移動させること)/発電機/カラオケ
ゴミ
分別収集(生ゴミ・紙屑・プラスチック/缶/ビン/ペットボトル/電池 その他)
チェックイン
夏期のお盆時期は5:00〜日没まで お盆時期以外は7:00〜日没
チェックアウト
12:00
管理体制
管理人24時間常駐
ACCESS
東京方面からは長野自動車道・松本ICで降りて、国道158号線を使い安房トンネル(中部縦貫自動車道)を抜ける。平湯温泉、栃尾温泉を経て新穂高温泉へ。中尾橋から「ゆ」の大のれんを目印に右に山道を上がり、一番奥まで。東京から松本まで3時間。松本から1時間半。関西・中部地方から来る場合は、東海北陸自動車道で飛騨清見ICまで。そこから高山を経由してキャンプ場へ。清見から高山まで30分。高山から1時間10分。