|
||||||||||||||||
|
MUSIC ■第1回 |
|
|
|
第1回 【いまさらのJamesTaylor】 高田光男(campingcar-guide.com WEBMASTER) 音楽をこよなく愛するウェブマスターがお届けする音楽小話。個人的に“旅”と“音楽”って切っても切れない関連があるんじゃないかと思いつつ、流行り廃りに関係なく、心地よい音楽を紹介しつつ、思いつくまま綴っていきたいと思っています。初回は、いまさら?の James Taylor。 昨年12月に神戸・チキンジョージで、おやじギターリストの祭典(?)とも言える「アコギでGO!スペシャル」が行われ、その模様がリットーミュージックのサイトで4月までストリーミングで見られるようになっていた。その中で、そのオヤジ達が「誰が最もジェームステイラーしているか…」などと楽しそうに会話しつつ、「You've got a friend」を順に歌うシーンがありました。ジェームス・テイラーをちゃんと聴いてこなかった私ですが、「このおやじ達は、ジェームス・テイラーが好きで好きでたまらないんだろうなぁ。ちゃんと聞いてみなくちゃなぁ」と、改めて興味を持ったわけです。 「アコギでGO!」は吉川忠英さんがホスト役となり、定期的に色々なギタリストを招いて、アコースティックギターサウンドを聴かせるという、アコギ好きにはたまらないイベント。で、このスペシャル版は、二日間に渡って、内田勘太郎、岡崎倫典、増田俊郎、石田長生、有山じゅんじ、中川イサト、徳武弘文、中野督夫という、日本のアコギ好きにはたまらない面々を一堂に集めた特番。たまたま仕事が休みの日と重なっていたので、「神戸まで遠征するか…」とも思っていたのですが、さすがに交通費等を考えると、気分が萎えてきて結局計画倒れ…。でも、このオンデマンドの映像を観てると、「こりゃ、この場に行っとくべきだったよなぁ…」と後悔したことがあります。 ということで、デビューから81年までの13枚のオリジナルアルバムをAMAZON、HMV、TowerRecordsの各オンラインサイトで一挙購入。アップルレコードからリリースされたソロデビューアルバムから、ワーナーそしてソニーからリリースされた91年のアルバムまで、MDに詰め込み聴いてみた。
ところで、最近、地方都市も含めてストリートで歌う人が増えています。ライブハウスにデモ送って、ようやく出られるようになっても、ノルマ抱えて客呼んで、苦労の割にはたいてい赤字…。そんなことよりストリートで好きに歌った方が、オーディションもノルマもないし、通りすがりの客は自然と寄ってくるし、投げ銭もそこそこ集まります。たまに酔っ払いとかヘンな人が因縁つけてきたり、警察が取り締まりに来るのが面倒だけど、イージーさと自由感が、彼らをそうさせているんでしょう。中には「流行りだから…」みたいな非常に安易なノリで歌っている奴らも多いわけですが、たまに「なかなかいい音出してるなぁ」と思う奴らもいることは事実。法的に良い悪いは別として、強引な言い方をすれば、キャンピングカーにおけるPキャンと同じような、お手軽さと特有の味わいがあるのかもしれません。 そういう中から育った若いミュージシャン達の話をたまに聞くと、キャロル・キングやジェーム・テイラーとかの名前が、ちょこちょこと出てきます。国産物ならはっぴぃえんどあたりもそう。きっと、時代・世代を超えて伝わってくるものがあるんでしょう。今回、ウェブマスタの分際にも関わらず、音楽ネタのコラムを持つことになって「最初はやっぱりコレだな」と、オンラインのCDショップでジェームス・テイラーの音源を買いあさったり、色々なウェブサイトで情報を収集したのですが、オリジナルアルバムがCD化されていて、すぐに13枚ものアルバムが入手できちゃいました。それだけ、時代を超えて聞き込む人々が多いってことでしょうが、初版だけで消えるCDが多い世の中にあって、改めて偉大さを感じます。今、ヒットチャートを賑わしている流行りのアルバムが30年後にどれだけ入手可能なんでしょうか…。 "New Moon Shine"のラストでも収録されているトラディショナルの名曲 "The Water is wide"。最近では積水ハウスのCFでLe Couple(ル・クプル)が歌っているのはお聞きになった方も多いとは思いますが、カーラ・ボノフで有名になった曲です。79年に出たカーラ・ボノフのアルバムのラストに邦題「悲しみの水辺」で入ってますが、調べてみるとジェームス・テイラーがギターとコーラスで参加していました。聞き比べも面白そうです。シンガーソングライターの草分けとして有名ですが、こういったトラディショナルや人の曲もこだわりなくアルバムに取り入れ、ちゃんとJTらしさを出すってところがいいですね。 ということで、次回は "The Water is wide" 繋ながりということで、日本のアルバムを取り上げていこうと思ってます。さて、誰か?はお楽しみに。 ■参考にしたサイト情報 ■ご意見・ご感想をお聞かせください |