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サイドオーニング[side awning]
キャンピングカー、トレーラーのボディサイドに取り付けられた日除け、雨避けの装備。タープの役目を果たす。キャンピングカーのオプションとして最も人気の高い商品のひとつ。確かに、強い日差しや雨、夜露を避けるには最適だが、扱いは結構シビアで、まず強風は“天敵”。そして積雪にも注意が必要。風が強いとオーニングが煽られ、サポートアームが捻れてケースに収納できなくなることがある。また、雪がわずかに積もっただけでもケースに収納できなくなることもあるので、天候にはシビアに気を配った方が賢明だ。地面にサポートアームを立てるときはペグを打ち込み、タープのようにしっかり張り綱で固定する。また、キャンピングカーのボディにアームの先をマウントするブラケット(サポートベース)が付いている場合は、そこに差し込む
方法もあるが、強風に煽られるとボディに傷がつくこともあるので注意。その時はロープなりタイダウンベルトなどで根元を固定し、内側に引き絞って車両のタイヤないしはホイールなどに結びつけるのが賢明。いずれにせよ、風に煽られないような対策をしっかり講じればそれほ
ど風を恐がることはない。地面に設置するときのコツは、一気に全部張り出さないこと。まず1mぐらい張り出したところでクランクを止め、アームを出して立てる。
そしてまたソロソロと1mぐらい出していくと 次第にアームが傾いてくるので、それを垂直に 補正しながら、またクランクを回していく…。こうしていけば人の手を借りることなく一人でオーニングを出せる。仕まうときはこの逆。雨が降ってきたらドアと反対側のアームを少し短くし、オーニングに傾斜をつくって水を逃
がすのがコツ。貯まった水の重さで負担がかかるのを避けるためだ。タープ布の中央を盛り上がった状態に保つテンションダスターを利用するのも手だ。濡れたまま仕まったときは、テン
トと同じように晴れた日に全開して乾燥させることを忘れずに。なお「サイドオーニング」という名称は、あくまでも製造している一メーカーの商品名であり、本来はサイドテントというが日本では一般にサイドオーニングで普及している。
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サイドオーニング・タイダウンベルト [side awning tiedown belt]
張り綱の代わりにサイドーニングを固定する紐。オーニング・タイダウンストラップ。サイドオーニングを張るときにはペグで固定 し、張り綱を通した方が安定するが、タープな
どに使う伸縮性のない綿のロープを使うと、風に煽られたときにオーニングそのものを傷める可能性がある。それを避けるため、海外ではオーニング・タイダウンベルトという用品が普及している。全体が長いベルト状になっており、オーニングの軒先にグルっと回して左右の先端部をそれぞれペグで固定して使う。片側の先端部にはバネが取り付けられ、それがアブソーバーの役目を果すので、風に煽られてもオーニングを傷めない。
サイドルームテント[side room tent]
単にルームテントと呼ぶときもある。キャンピングカー、トレーラーなどのオーニングに取り付け、外界から遮断して個室状にした空間。オーニングを張り出した先から幕を垂らし、通常ジッパーで開閉できる窓と入口がつく。主に冬場のキャンプの防寒が目的で、風が吹き抜けるオーニングの下にいるよりもはるかに暖房効果が高い。
車体の下から入る風を防ぐためのスカートが用意されているタイプなら防寒効果は完璧だ。生地はタープと同じもので溌水性もあり、雨天におけるキャンピングカーの室内効率を高める作用もある。防寒性の高いエンビ窓と、通風性のよいメッシュ窓(オプション)を交互に取り替えられるタイプならば、夏場の快適さを追
求することもできる。商品によってはサファリルーム、プライバシールームなどと呼ぶ場合も ある → サファリルーム
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サニタンク[sani-tank]
フックアップ設備のない場所でモーターホームを使う場合のグレー&ブラック専用処理タンク。ドレンコックをひねって直接このタンクに汚水を流し込み、処理できる場所まで自分で持ち運びすることができる。45リットルぐらいの容量をもつ小型タンクと98リットルの大型があるが、いずれも車輪が付いているので持ち運びは楽。ただし日本ではまだそれほど普及していない。
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サファリルーム[safari room]
一般名詞はサイドルームテント。サファリルームは古くから輸入車などに使われていた商品名。一般的にサファリルームは生地がテント地であるため耐候性も高く、丈夫で快適だが、反面、重量があるため設営や撤収に時間がかかる。そのため、近年は設営・撤収の簡単な素材で構成された国産
ルームテントが普及している。 → サイドルー ムテント
サブバッテリー[sub battery]
米国風にはauxiliary battery。エンジン停止中の電源を確 保するための第2バッテリーのこと。ベース車 両に最初から搭載されているメインバッテリーは、エンジンを回すためのセルモーターを駆動することに主眼があるため、瞬間的に大容量のパワーを発揮するが、長時間の電気の供給には向かず、キャンプ中に使用するとバッテリー上がりの原因になる。また一度完全に放電してしまうと充電がむずかしい。そこで停車中の電力源を確保するため、キャンピングカーでは何度でも充電が効くタイプのサブバッテリー(ディープサイクルバッテリー)を搭載してメインバ
ッテリーの上がりを防いでいる。室内照明やベ ンチレーターなどで電力を消費することが多い キャンピングカーには必需品だ。ただしサブバッテリーの耐用年数はメインバ
ッテリーよりも低い傾向にある。一般的には「寿命は約2年」などといわれているが、専門家は「それは使い方が間違っている」と否定している。例えば密閉型のバッテリーを使う場合には「車両のオルタネーターにダイレクトに接続しないように」と指導されているが、現実にはオルタネーターに直接接続してしまうケースがある。そうなると、内部抵抗の低い密閉型バ
ッテリーは低い電圧で充電されてしまうため、過充電になりやすい。サブバッテリーに過充電は禁物だが、この過充電を防ぐ制限回路なども開発されている。
サーモパンウィンドウ [thermopane window]
キャンピングカー、モーターホームに使われる 二重窓のうち、主に2枚ガラスで構成され、中を真空にしたもの。エア抜きによる断熱効果とガラス特有の透明感、そして傷のつきにくさが特徴。窓枠部に樹脂を挟み込んで冷気を完全にシャットアウトするタイプもある。
サンドイッチこうぞう(サンドイッチ構造) [sandwich construction]
モーターホームの壁面パネルを製造するときの工法のひとつ。通常FRPの壁面の裏にコンパネが張られ、断熱材を挟んでまたコンパネ、さらに内壁と続く構造を取る。要は断熱材をサンドイッチすることから生まれた言葉。断熱材としては発泡スチロールが埋められたり、ウレタンが注入発泡されたりする。モーターホームでは古くから使われている工法。
ジェネレーター[generator]
発電機。ルーフエアコン、電子レンジなど大出力電化製品を搭載することの多いモーターホームにとって、AC電源の供給がないところでは必需品。製品としては古くから使われているオーナンのほかに、最近ではホンダエンジンを使ったイタリア製のトラベラーや、軽量でコンパクトなホンダのG
ENE21シリーズなどが普及している。ジェネレーターは別名「サブエンジン」ともいわれるように、小型エンジンを利用した発電機である。当然燃料としてのガソリンやエンジンの磨耗を防ぐオイルはしっかり管理する必要がある。管理の目安としては、例えばオーナンのジェネレーターなどの場合、オイル交換は100時間ごとといわれているが、慣らし運転中は50時間で最初のオイル交換をやった方がベター。自動車のエンジンと同じで、回し初めは金属粉などが混ざるからだ。また空冷なので、自動車の水冷エンジンなどと比べるとオイルの消耗が多く、減りも早い。オイルが減ると焼きつきなどの恐れも出るので、25時間をめどにオイルを点検、補充することも大事。使用時間が少なく
とも、寒い地域の場合は一冬超えたあたりでオイル交換するのが望ましい。オーナンの2.8KV 型や4.0KY型にはオイルフィルターはないが、BGE型などにはオイルフィルターが付くので、その場合はオイル交換のタイミングに合わせてフィルターも交換するのがいいだろう。また使用するときは必ず負荷のかかっていな
い状態で始動させることが原則。エアコンなど を使う場合は3〜5分ほどの無負荷運転を行ってからスイッチを入れるのが長持ちのコツ。できれば最初は送風だけ。そしてやや間を置いてクーラーに切り替える。オフするときも、エアコンのスイッチを先に切ってから3〜5分おいてジェネレーターを切るようにしたい。その他注意しなければならないのは水。洗車のときに水がかからないように。凍結防止剤を撒いた道路を走ったり、海水が跳ねる浜辺を走ったりすることも要注意だ。こう書いてくると結構扱いがシビアに思えるだろうが、うまく使えばその恩恵は計り知れない。多くのモーターホームには、搭載されている発電機によるAC100Vの供給と同時に、コンバーターによりDC12Vにも変換する機能があるので、ジェネレーターが万全であるかぎり、モーターホームの電力源が枯渇することはない。ただ作動音を気にする人もいるので、原則としてキャンプ場や人家の近辺では使用しないことがキャンパーとしてのマナーといえる。
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シェル[shell]
外枠、殻、外形などの意。キャンピングカー用語としては、主にピックアップキャビン(トラックキャンパー)の居住スペースのことをいう。またピックアップトラックの荷台スペースを被う樹脂製のカバーを指すこともある。
シャシー[chassis]
広義には自動車のボディを除くすべての機構をいうが、キャンピングカーの世界では、キャビン部分を架装する前のベース部分のことを指し、主にエンジンと駆動パーツだけを備えたフレーム状態のものをいう。アメリカでは、ビルダーがキャビンを架装しやすいように、自動車メーカーやシャシーメーカーがモーターホーム専用のシャシーを供給して
いる。これはキャビンを架装したときの重量をあらかじめ計算して、それに耐えられるようにサスペンション、フレームを強化したもので、フォードエコノラインE350RVカッタウェイやワークホース/GMのP30シャシー。ダッジラム3500などがそれに当たる。通常プラスチックの簡易シートと樹脂製の簡易燃料タンクだけを備えた状態で出荷され、ビルダーがそれらを外して自由に架装できるような配慮がされている。
日本ではこのようなキャンピングカー専用シャシーを供給するシステムが遅れていたが、平成7年にトヨタ自動車が、まず3リッターのディーゼルターボに4リンクリヤサスペンションを持ったハイエース(バンベース)のキャンパー専用車を開発。バンコンの分野で初の本格的なキャンピングカー専用シャシーの供給を始めた。キャブコンの分野でもトヨタは「カムロー
ド」というモーターホーム専用シャシーを開発。 これにより日本のキャブコンははじめてトラックシャシーから開放された独自の道を歩み始めることになる。近年では日本RV協会との協議により救急車用シャシーをベースにしたトヨタ
のグランドハイエース、日産エルグランドなどのキャンパーベース車なども開発されるようになり、国産シャシーのベルは著しい向上を遂げるようになった。
→ カムロード
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ジャックナイフげんしょう(ジャックナイフ現 象)[jackknife]
トレーラーけん引中に、ヘッドとトレーラーが“ジャックナイフ”のように折れ曲がってしまう現象。トーイング中に急ブレーキを踏んだときに起こりやすい。急ブレ
ーキによって後ろから押してくるトレーラーが バランスを崩し、連結部を軸にヘッドとトレーラーがジャックナイフのように曲がってしまう ことを指す。事故につながりかねないので十分
注意したい。これを避けるためには、トレーラーをけん引中は絶対急ブレーキを踏まないという心がけが大切になる。特にコーナリング時には、減速はコーナーに入る前にすませておくこと。これは自動車運転術の基礎でもある。
ジャンボルーフ[jumbo roof]
架装メーカーが、シャシーメーカーの供給するバンのオリジナルルーフを切り取って、そこにビルダー独自の設計によるFRPルーフなどを架装したもの。 その中で、特にルーフ高のあるものをいう。人が車内で直立したまま作業できたり、2段ベッ
ドなどを設定しやすくできるというメリットがあるが、近年バンコンの主流から外れてきた。 → ハイルーフ
シュアホース[sewer hose]
キャンピングカー
のタンクに溜まった生活雑排水を流すホース。車体の排水バルブに接続し、タンクに貯蔵された排水をキャンプ場の排水口に流すのが目的。通常格納しや
すいように蛇腹の形をしている。セワホースと発音する場合もある。
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ジョッキホイール[jockey wheel]
トレーラーのカプラーの荷重を支えるため、トレーラー前部に付けられた車輪。ヨーロッパ系の呼称で、アメリカでは「トングジャック」ともいわれている。日本ではタンジャッキ&タンジャッキキ
ャスターなどともいう
シンク[sink]
流し。ギャレー設備の中の洗い物をする桶。ステンレス製、ホーロー製などがある。輸入モーターホームなどでは広いキッ
チンスペースを利用してダブルシンクを採用しているものが多い。一般的に、底の深い方が水跳ねがなくて使いやい。
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ストレージ・コンパートメント[storage com- partment] 収納庫。主に外部収納を指すこと
が多い。
スライドアウト[slide out]
輸入モーターホ
ームやパークトレーラーで、リビングスペースを拡大するために室内を外側に張り出させる機 構。ボディサイドの壁の一部が飛び出したような格好になり、室内幅が大幅に広がる。国産車でも何度か試みられたことがある。
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スリーウェイれいぞうこ(3ウェイ冷蔵庫) [3way refrigerator]
キャンピングカーの冷蔵庫で一番普及しているのが、この3ウェイ方式。3ウェイとは動力源が三つあるという意味 で、DC12ボルト電源/AC100ボルト電源/L
PGと、3パターンの動力源が使える。使い分けは、走行中がDC12V。キャンプ場に着いたらLPG。そのキャンプ場のAC電源が使えるならAC100Vというのが一般的。LPGが最も
冷却効果が高い。ただしボディが傾いた状態だ と冷却能力が減少する。また日本では、走行中 はLPGを使わないように指導されている。キャンピングカー用冷蔵庫には、冷却能力の高いコンプレッサー付きのタイプもあるが、一般的にはコンプレッサーのない吸収式冷却タイ
プが多い。吸収式冷却タイプとは、アンモニア、塩化ナトリウム、窒素ガスなどの混合物をガスや電気を使って加熱し、その放熱を利用して冷却する構造なので、取付位置によっては熱を逃がすクリアランスの少ない車種も出てくる。そうなると冷えるまでに時間がかかり、夏場は始動してからも4〜5時間は冷えない状態が続くようになる。一般的に3ウェイの場合は、でき
れば出発の前夜からAC電源などを引き込んで 始動させ、空の状態で十分冷やしておくのがベ ター。また、冷えていない物を庫内で冷やそうと思わず、あらかじめ冷やした物だけを入れるように心がけることも大切。また使用後は冷蔵庫のドアを開放して庫内を乾燥させておく臭いがつかない。
ソーラーシステム[solar system] 太陽電池
の項参照。
ダイネット[dinette]
テーブルとソファを配
した飲食スペース。キャンピングカーのリビングの中心部となる。キャンピングカーのほとんどが、就寝時にはこのテーブルとソファを組み 直して、ベッドメイクする構造を取っている。
しかしキャンプ地で酒など飲んでのんびりしたとき、いちいちテーブルを片づけてベッドメイ クするのは面倒なのも事実。そこで中央とリヤにダイネットを二つ持ち、どちらかをベッド専用にしたまま使えるダブルダイネットタイプも登場している。
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ダイバーシティアンテナ[diver city antenna]
アンテナを複数にして、電波の向きが変わってもどれかでキャッチできるようにした、車載に適したアンテナ。都市内を動き回っても電波をキャッチするという意味で「ダイバーシティ」
と名付けられた。電波をうまくキャッチすれば単一指向性アンテナの方が良く映るのだが、キャンピングカーのように電波がに遮られたり、山に反射したりする状況下でテレビを見ようとすると、必然
的にダイバーシティを選ばざるを得ないだろう。 最近は、価格が高くともBSアンテナを取り付けるユーザーが増えてきた。
たいめんたいざシート(対面対座シート) [swivel seat]
テーブルをはさんで、人と人が向き合える構造になったシート。主にワンボックスキャンパーのセカンドシートとサードシートが向き合うものをいう。シートごと回転させて、前向きにも対座にも両方使えるシートを回転対座ともいう。
たいようでんち(太陽電池)[solar cell]
最近脚光を浴びているキャンピングカー電力源
のひとつ。40W〜50Wぐらいの出力がある。太陽の光をソーラーパネルで捕捉してメインバッテリー、サブバッテリーにチャージする。キャンプ中に使用するエネルギーをすべてまかなうには至らないが、キャンピングカーを長期間使わなくても、太陽電池があれば、バッテリー関
係はすべてフル充電されているという、うれしいシステム。
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ダブルエアコン[double air-conditioner] デュアルエアコンの項参照。
ダンプステーション[dump station]
モーターホームのブラック/グレイタンクに溜まった汚水を投棄するための施設。浄化槽や下水へつながる小さなマンホールのこと。欧米のキャンプ場ではかなり普及しているが日本では少ない。しかし近年、モーターホームの普及にともないこの手の施設を備えたキャンプ場が着実に増えてきているのも事実。→
ブラックタンク/グ レイタンク
ツーウェイれいぞうこ(2ウェイ冷蔵庫) [2way refrigerator]
外部AC100V電源とクルマのバッテリーから供給される12V電源の二つで作動させる冷蔵庫。詳しくは「3ウェイ冷蔵庫」の項参照。ていちしきトレーラー(定置式トレーラー)パークトレーラーの項参照。
ティーボディ(Tボディ)[T-body]
国産の小型トラックシャシーにキャビンを架装し、和製モーターホームとして製作された車両の総称。現在は「キャブコンバージョン」という呼称で統一されている。
→ キャブコンバージョン
デコデコ
DC−DCコンバーターの略。DC 24Vを12Vに変換するシステム。大きなディーゼルエンジンを搭載したキャンピングカーでは、クルマ側の電源が24Vのものがあり、12V用の電気製品には対応できないため、この“デコデコ”で変換することになる。昔の“デコデコ”
は24Vの半分の12Vを抵抗による熱として消耗 するので、変換効率(50%)も悪く、熱を原因とする故障も多かったが、最近のデコデコの変換効率は非常によくなっている。
デュアルエアコン[dual air-conditioner]
前席用と後席用に、二個のエアコン装置を搭載したもの。ワンボックス系キャンパーでは、後席用としてメーカー純正エアコンをオプション (ときには標準)設定しているものが多い。「後席用エアコン」という名が付いているが除湿・暖房機能はなく、実質的にはクーラーなので注意。
でんきブレーキ(電気ブレーキ) [electric brake]
トラベルトレーラーに装着されるブレ ーキの一種で、主にアメリカ製のトレーラーで 採用されるシステム。電磁ブレーキともいう。 トレーラーのブレーキには、直接けん引車か
らコントロールするタイプと、ブレーキングに よってトレーラーがけん引車を押すときに生じ る間隔の変化によって作動するタイプの2種類 に分かれる。間隔を検出してトレーラーにブレ
ーキをかけるタイプを「慣性ブレーキ」といい、 主にヨーロッパ車に装着されている。電気ブレ ーキは、ソレノイドの中に入ったコアーの移動 による電流の変化でブレーキングさせるシステ
ム。直接間隔を検出するタイプと、ドローバー の上に振り子をつけて、電流の変化を検出する タイプがある。 → 慣性ブレーキ
トーバー[towbar] ヒッチメンバーのヨーロッパ系呼称。日本では「ヒッチメンバー」という呼び名の方が浸透している。
→ ヒッチメンバー
トラクター[tractor]
けん引車。トレーラーなどをけん引する“親車”のことをいう。ワンボックス、RV、乗用車などのジャンルに関わ らず、トレーラーをけん引する場合は全て「トラクター」と呼ぶ。
トラキャン
トラックキャンパーの略。一般的にはピックアップキャビンのことを指すが、かつては“トラックベースのキャンパー”という ニュアンスで、現在のキャブコンと混同視され
て使われたこともあった。しかしそれは明らかに誤用。
トラックキャンパー[truck camper]
ピックアップトラックなどにキャビンを積載するキャンパーの総称。キャンピングボックス、ピックアップキャンパー、ピックアップシェルなど様々な呼称があったが、現在は「ピックアップキャビン」の呼称で統一されている。
→ ピックアップキャビン
トラベルトレーラー[travel trailer]
ユーザーがけん引して使用するトレーラーの総称。キャンピングトレーラーとも呼ばれ、定置利用を目的とするパークトレーラーと区別される。ヨーロッパ式にいうと「ツーリングキャラバン」。
一般的に、ボールヒッチやフィフスホイールな どのけん引装置によってけん引されるシャシーにキャビンを架装したものを指す。その中で、車両総重量750kgを超えるものはけん引免許が必要となるが、重量がそれ以下のほとんどのトラベルトレーラーは普通免許でけん引できる。日本では自走式キャンピングカーと比べてまだ普及度は低いが、価格も安く、思いのほか小回りが利き、トレーラーを切り放せば自由にけん引車(トラクター)が使えるなど、利便性、経済性のメリットが注目され、マニア的な扱いから、近年一般ユーザーへの浸透が高まってい
る。 トラベルトレーラーは、ハードシェルタイプ のトレーラーと折りたたみ式のフォールディングトレーラーに大別され、ハードシェルタイプ は一般にFRP、アルミ、鉄板などがコアーと
して使われる。 またフィフスホイールのような大型トレーラ ーは、海外では「トラベルトレーラー」として利用されているが、日本ではサイズや重量の関係からパークトレーラーとして定置利用される
ことが多い。 なお高速道路の料金だが、日本道路公団管轄の高速道路(東名など)では、ヘッドの車種区分の1ランク上と考えておけばいい。つまりヘッドが「普通車」だとしたら「中型車」料金となる。2軸トレーラーの場合も、その軸距離が1m未満であるなら1軸と見なされ1ランク上の料金ですむ。(軸距離が1m以上の大型貨物
トレーラーのような場合はその上の料金が徴集 される) またフェリーの場合、トレーラーの料金はフ ェリー会社によってまちまち。ヘッドと連結した状態で貨物料金を適用する会社、ヘッドが乗
用車なら乗用車料金によって1m刻みで追加料金を取る会社、ヘッドとトレーラーを別個の乗用車として2台分で処理する会社など、その料金体系は様々。個々に問い合わせするしかないようだ。
→ けん引免許/フォールディングトレーラー
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トリム[trim]
服飾用語で「縁どり」の意味。クルマ用語として使われる場合は内張りを中心 とした内装部分を指す。室内全体を布のような 内張りで被った場合「フルトリム」などという。
ドレーンコック[drain cock] モーターホームなどの清水や生活雑排水を抜くときのコック。排水栓。
ドレーンホール[drain hole] 排水タンクに溜まった生活雑排水などを抜く排水口。
トレーラー[trailer] トラベルトレーラーの項を参照
トレーラーハウス[trailer house]
定置型トレーラーのこと。モービルホーム、パークホームなど様々な呼び名があるが、現在は「パークトレーラー」の呼称で統一されている。 → パークト
レーラー
ドローバー[draw bar]
トレーラーとけん引車(トラクター)を連結する装置。トレーラーの前面に付いている通常三角形のフレームを指す。トレーラーとけん引車の距離が開いていな
いと、カーブを曲がるとき“ジャックナイフ現 象”によって両者が接触することがあるが、ドローバーの三角形やI字形のフレームによってこれを避けることができる。ドローバーは、こ
のほかにもトレーラーの荷重を支えたり、慣性 ブレーキの変位検出装置の取付け場所やガスボンベの搭載場所として使用されるなど、様々な役割を持つ。
にじゅうまど(二重窓)[double window]
主に窓面の結露防止、防寒などのために二重に設定されたウィンドウ。ガラス製の二重窓もあるが、一般的にはアクリル、ポリカーボネイトなどの素材が使われることが多い。ヨーロッパ製のキャンピングカーではポリカーボネイトの二重窓が普及している。ポリカーボネイト二重窓は、窓と窓の間に特殊なガス層を持ち、車内と車外の温度差をそのガス層で吸収して結露を防ぐ構造になっている。ポリカーボネイトは、熱による収縮や膨張がきわめて少なく、透明度が高い利点を持つが、傷が付きやすいという欠点も備えているので、ホコリを乾いた布で拭き取るのは禁物。汚れたら、水を掛けながら濡れた布で洗い流すようにしたい。
→ サーモパンウ ィンドウ
にほんアールヴイきょうかい(日本RV協会) [Japan Recriational Vehicle
Association]
通称JRVA(ジャルバ)。キャンピングカーメーカー、販売店、輸入業者、カスタムカーメーカーなど約160社が集まり、RV産業の総合的な発展と消費者への安全な商品供給、活動環境の充実を目的として平成6年3月に設立された団体。RV製作に伴う安全基準などを総括的に指導するアメリカのRVIAのような団体を
志向し、日本におけるキャンピングカーやカス タムカーの安全対策や製造効率に関わる技術指 導を主眼として発足した。現在、主たる業務と してユーザーサービス網の整備、自動車メーカ
ーとの協力によるベース車の開発、RVの廃車問題に絡む環境保全対策など、業界と消費者双方の利益を確保するための活動が進められてい る。すでに内装材の難燃化規制やPL法に絡む諸問題でも指導力を発揮し、各種情報サービス、
機関誌の発行、アンケート調査などを通じてR V業界の育成に貢献。ユーザーに向けては、安心できる車両の供給とメンテナンスサービス網の整備のほか、各種RVショーやキャンプラリーの開催などユーザーのRVライフを充実させ
るための様々な企画が進められている。事務局は次のとおり。〒194-0022 東京都町田市森野 1-10-6 パールビル2C TEL.042-720-7911
http//www.jrva.com
にほんしよう(日本仕様)
輸入キャンピング
カーを日本国内の使用に適した形に変更させること。外国製キャンピングカーは、それぞれ母 国の交通事情や法規制に適合するように開発されているため、その仕様のまま日本に持ち込んでも使いづらいことが多い。例えばキャビンのエントランスドアは、右側通行の国では、人の出入りの安全を考えて右側に設定されてくる。
しかし右ドアのままだと、日本では交通の激し い道路に面した状態で人が出入りしなければな らなくなる。そこで外国製モーターホームを扱
う輸入元では、現地のビルダーにオーダーを出 して左エントランスドアに変更させているところが多い。しかし単にドアを右から左に移せば いいのかというと、問題はそう簡単ではなく、ギャレーやシャワールームなどの室内レイアウ
トも全部逆にしなければならない。当然、水回りやLPGの配管、電気の配線もすべて変更することになり、それによって重量バランスが狂えば、それも補正しなければならないので、ドア位置を変えるだけでも大変な作業となる。もっとも大型モーターホームの場合、右ドアでな
いと、左いっぱいに寄せて駐車した場合出入り できないという意見もあり、ドアに関しては右 エントランスのまま導入している販売店もある。
日本仕様というのはドア位置に限らない。L Pガス関係も、輸入車は固定タンクのままのも のが多いので、これも日本で使いやすい脱着式に変更するためには、タンクの収納スペースや位置の見直しが必要となる。また電気関係も、アメリカは120V、ヨーロッパでは220Vで設定されているので、これも日本に適合させるために専用トランスを付けたりして、日本の100V電源が使えるようにする必要性も出てくる。あるいは、雨の少ない土地で開発された車両を導入する場合は、雨の多い日本に適合させるため、シーリングを強化して雨漏りに備えるなどとい
う必要もあるだろう。 とにかく日本仕様というのは、その変更点が多くなれば多くなるほどコストもかかるわけで、 並行輸入車両と正規代理店車両で価格格差が生
じている場合は、正規車両には日本での使いやすさや安全性が価格に盛り込まれていると解釈 していい。
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